
『家庭連合の「解散命令」に異議あり』出版のお知らせ
6月30日に、『家庭連合の「解散命令」に異議あり――国内外の有識者35人の意見書』(中山達樹編、グッドタイム出版)が出版されます。
以下、編者である中山達樹の「まえがき」より――
「本書には、安倍元首相銃撃事件後の異様な『空気』に水を差すべく、政治家、学者、ジャーナリスト、牧師等の国内外の識者が、家庭連合解散に異議を唱えて裁判所に提出してくださった貴重な意見書を収録した。
勇気ある、清冽な、義憤から煮えたぎった熱い『水』をご賞味いただきたい」
本書に掲載した「国内外の有識者35人」の意見書は以下の通りです。
【国内の有識者】
浜田 聡 参議院議員
増渕 賢一 元栃木県議会議長
細谷 典男 茨城県取手市議会議員
高比良 元 元長崎県議会議員
美馬 秀夫 徳島市議会議員
井上 真吾 福岡県北九州市議会議員
岡田 実 鳥取市議会議員
田中 剛(仮名) 宮崎県内の地方議員
林 正寿 早稲田大学名誉教授
杉原 誠四郎 元武蔵野女子大学教授
仲正 昌樹 金沢大学教授
高 永喆 拓殖大学客員研究員
小林 政和(仮名) 都内私立大学教授
山田 茂(ペンネーム) 社会学者
古屋 憲市(仮名) 国立大学名誉教授
小川 榮太郎 文藝評論家
福田 ますみ ノンフィクションライター
窪田 順生 ノンフィクションライター
加藤 文宏 著述家
フマユン・A・ムガール ジャーナリスト
中川 晴久 主の羊クリスチャン教会牧師
岩本 龍弘 牧師
砂川 竜一 つきしろキリスト教会牧師
溝田 悟士 伝道師、言語聴覚士
中山 達樹 国際弁護士
朴 達明(仮名) 在日本大韓民国民団地方本部元団長
魚谷 俊輔 UPFジャパン事務総長
【海外の有識者】
4人の人権活動家による意見書
ウィリー・フォートレ NGO「国境なき人権」ディレクター
ヤン・フィゲル 元欧州委員会教育委員
マッシモ・イントロヴィニェ 宗教社会学者
アーロン・ローズ 「宗教の自由フォーラム」会長
パトリシア・デュバル 国際弁護士
マッシモ・イントロヴィニェ 宗教社会学者
ポーラ・ホワイト 牧師(現・米国ホワイトハウス信仰局局長)
ニュート・ギングリッチ 元米国下院議長
マイク・ポンペオ 第70代米国 国務長官
本書に掲載した有識者の声の一部をご紹介いたします。
■ 浜田聡(参議院議員)
「解散命令請求は全国弁連という左翼過激派思想に偏った弁護士グループが政府の意思決定に強い影響を与える状況下で決定されたものであり、およそ公正な意思決定であったとは言えません」
■ 林正寿(早稲田大学名誉教授)
「家庭連合の解散命令は最近顕著となった我が国の政治の劣化現象の一角であり、我が国の政治秩序が崩壊し国民の人権と厚生が危機にさらされる危険を孕んでいるので、今回の家庭連合の解散は断固阻止せねばならない」
■ 仲正昌樹(金沢大学教授)
「教団が解散命令を受ければ、現役の一般信者は、その後の人生・生活に深刻な影響を受けるという意味で、当事者です。当事者であるにもかかわらず、弁明の機会も与えられないまま、潜在的な“加害者”扱いを受けるというのは、『法の適正手続き』の原則に反している、と言わざるを得ません」
■ 小川榮太郎(文藝評論家)
「今回の事案(家庭連合への解散請求)は、最も信頼に値するとされるNHKの解説記事においてすら、具体的な批判根拠が一つも書かれていない。被害実態も書かれていない。時系列も分からない。/ご都合主義による魔女狩りでしかない。/かほどに根拠もなく、法治国家の根幹である信教の自由を踏みにじり、数万人の信者とその家族の人生を否定し、侮辱する。/万死に値する蛮行以外の何ものでもありません」
■ 窪田順生(ノンフィクションライター)
「『宗教法人を解散』というのは度が過ぎています。社会の目で厳しく監視しながら、組織を立て直し、被害者救済をするという道があるのに、『宗教法人格を剥奪する』ことにそこまで固執する理由が分かりません」
■ フマユン・A・ムガール(ジャーナリスト)
「愛国心に満ち、国際社会においても平和のために貢献できる人材を育成してきた家庭連合は、言わば日本を活かす魂です。これを解散させ、関連団体の活動も制限していこうという動きは、日本の損失であり、未来に重大な禍根を残すことになるでしょう」
■ ニュート・ギングリッチ(元米国下院議長)
「これ(家庭連合への解散命令に対する対応)は日本の未来にとって重要な試金石であり、信教の自由の未来にとって重要な試金石です。/そして、政治的な報復の意図で組織を閉鎖することは、自由の基盤そのものを弱体化させる深刻な行為です」
このように、各界の有識者による貴重な「意見書」をまとめて読めるのは本書だけです。
『家庭連合の「解散命令」に異議あり』は、Amazonなどからご注文いただけます。ぜひともご一読ください。